おいしさの秘密
おいしさの秘密
おいしさの秘密
おいしいのには理由がある!
氷見の魚のおいしさの秘密をご紹介します。
氷見では定置網漁という漁法で魚を捕獲します。沿岸に網を仕掛けて網に入ってきた魚を捕る方法で、魚を傷つけないため美味しさが保たれます。そのうえ自然にもやさしい漁法と言えます。氷見発祥の「越中式定置網」は、天正年間(1573~1592年)にはじまり、先人の知恵と努力によって技術改良が重ねられ今のカタチに至りました。
3,000m級の立山連峰から流れ込む豊富な河川水は、多くの有機質を含み魚の餌となるプランクトンを培養し、絶好の漁場環境を形成します。特に氷見沖は最も大陸棚が発達しているため、魚が多く集まり「天然のいけす」と呼ばれるほどです。氷見沖の回遊魚は産卵前で上質な脂がのっており、そのうえ深層水にはぐくまれているため魚の身がしまっています。
漁師たちが鮮度保持にこだわっており、捕れた魚は沖合ですぐ水氷でしめ、瞬時に仮死状態にします。魚を痛めないように船上で分別され市場へと届けられます。漁場が漁港に近いという利点も鮮度に大きく影響しています。
このように様々な要因が重なり、氷見の魚のおいしさを格別なものにしていると言えます。
その魚の旨みがギュッと詰まったまるなかやの干物を是非ご堪能ください。